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2014年6月 3日

こんにちは!

今年は冷夏と報じられてはいましたが、
とにかく暑い日が続きますね~

皆さん、水分補給はまめに行って熱中症にはお気をつけてくださいね!!

さて、
本日は、
「歯周病」についてを改めてお伝えいたします!!

「歯周病」には思いもよらない可能性が問題視されています。。。

これまでは、
口の中だけの病気と考えられてきた歯周病ですが、

近年、歯周病菌が血液の中に入りこみ
それが引き金で様々なが病気と関連していることがわかってきており、
最悪は、突然死を引き起こすケースが報告され、
医学界で問題となっております。

先日2014年 5月27日に放送された
朝日テレビの「たけしの健康エンターテイメント!みんなの家庭の医学」で
この内容が取り上げられました。

番組では40代から60代の男女を対象に、血液に歯周病菌がいる可能性を検査。すると、4名の血液に歯周病菌がいる可能性が高いことが判明してました。

さて、
血液に入り込んだ歯周病菌がなぜ突然死を引き起こすのか?

それは、「狭心症・心筋梗塞」
動脈硬化により心筋に血液を送る血管が狭くなったり、
ふさがってしまい心筋に血液供給がなくなり死に至ることもある病気です。

動脈硬化は、食生活や運動不足、
またストレスなどの普段の生活による要因に注目されてましたが
歯周病原因菌などの細菌感染がクローズアップされてきました。

血中の歯周病菌の刺激により
動脈硬化を誘導する物質が出て
血管内に粥状の脂肪性沈着物ができます。
そのせいで、血液の通り道は細くなります。

沈着物が剥がれた拍子に、血の塊が出来ると、
その場で血管が詰まったり血管の細いところで詰まります。

その発生が心臓で起こると
「狭心症・心筋梗塞」につながるといった仕組みです!

またさきほどの、血の塊や脂肪の沈着物が頸動脈や心臓から血管を通じて
脳に向かうと
「脳梗塞」になる恐れがあります。

歯周病の人は、そうでない人と比べ倍以上、
脳梗塞になりやすいと言われております。

ではいつ血液に歯周病菌が入ってしまうのか?

それは、歯みがき時、食事中の出血時などです。
そこ出血した傷口から血液に入り込むといったメカニズムです。

140604.jpg

このように、「歯周病」から全身に影響を与える
事を考えると、
「歯周病」を甘く見てはいけませんね。。。。

そのため、
歯周病を予防する事が全身の疾患を予防することにつながります!

そこで、
お口のケアですが、
自分一人できちんと行う事はなかなか難しいとされてます。

お口についてはプロの歯科医
少なくとも半年に一度は受診
ケアすることを強くお勧めします!

当院では、効果的なブラッシングの仕方のご説明等させていただいておりますので、
ぜひご相談ください。

皆さんの健康をお口から支えたい空港通歯科医院です!

空港通歯科医院のWebサイト
http://www.sukagawa-dc.com/

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空港通歯科医院 院長 山田太郎

空港通歯科医院
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当院のモットーは、"患者さまと一緒にお口の中の健康をつくる歯科医院"です。地域の皆さまとコミュニケーションを深めながら、10年後、20年後もずっとお付合いできる関係を築いていきたいと思っています。